これから不動産を購入しようかと考えるとき、もし住宅ローンを滞納してしまったらどうしようと不安になる方も少なくないのではないでしょうか。
何十年も支払いを続けなければならないので、もしものことがあるのではと心配になるのは当然です。
そういった方に向けて、実際に滞納したらどうなるのかとその対処方法などについて紹介していきます。
滞納した住宅ローンが払えないとどうなるのか?
住宅ローンを滞納した場合の対応方法は、支払わなかった期間によって大きく異なります。
ここでは大きく3つの期間に分けて紹介します。
1~5ヶ月
この期間には、催告書や督促状が届きます。
簡単に説明すると「返済できていません」、「すぐに返済してください」といった意味になります。
6~8ヶ月
6ヶ月目に入ると、期限の利益を損失してしまうので注意が必要です。
期限の利益というのは、返済日まで待ってもらえることを指します。
これらが失効すると、一括返済しなければならなくなります。
9~16ヶ月
ここまで来ると、家が競売にかけられるまで余裕がありません。
9ヶ月目に入ったらまず競売開始決定通知書が届き、手続きが進んでしまいます。
まだ、任意売却ができる可能性もあるのでできるだけ早く行動しましょう。
もし滞納してしまったときの対処方法
滞納に気がついた段階ですぐに金融機関に連絡しましょう。
とにかく早めの相談が大切です。
そして、どうしても支払いが困難な場合はこれから紹介する3つの対処方法を参考にしてみてください。
リースバック
これは一度住宅を売って買主から賃借をし、そのままもとの家に住み続けるという方法です。
家が自分のものではなくなる代わりに、一時的にまとまったお金が手に入ります。
任意売却
任意売却で受け取った価格がローンの残りの金額より大きい場合は、そこで返済終了になります。
売却価格以上のローンが残っているなら、その後も支払いが続くので注意してください。
個人再生
これは裁判所に相談して借金を免除や延長してもらう制度のことです。
信用情報機関のブラックリストに載ってしまうなど、デメリットもあるので金融機関とよく相談して決めましょう。
住宅ローンの借り換えで滞納を未然に防ぐ
ローンを滞納すると遅延損害金が発生したり自分の信用が落ちたりするので、できるだけ未然に防ぎましょう。
その方法としてローンの借り換えを紹介します。
これは、今借りている銀行から別の銀行に乗り換えることです。
今よりも金利が低いところにすれば返済が楽になります。
しかし、借り換えの手続きにコストが掛かるので、本当に返済が楽になるのか金融機関の方とよく相談してください。
まとめ
ここまで読んでいただいた方には、住宅ローンを滞納するとどうなるのか、またその対処法についてよく分かってもらえたかと思います。
これから不動産を購入する方は、決して無理なローンの組み方をしないようにしましょう。
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