
重要伝統的建造物群保存地区をご存じでしょうか。
歴史的価値が高い建物と周囲の環境も一体になって歴史的風景を形成しているため、地区として管轄しており、選定基準を知るとその価値をさらに理解できるかもしれません。
今回は重要伝統的建造物群保存地区とはどんな土地か、選定基準および例を解説します。
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重要伝統的建造物群保存地区とはどんな土地か
地域地区の1つであり、都市計画法や条例など市町村が伝統的な集落や街並みの保存を目的に定められました。
伝統的建造物群保存地区のなかでも、市町村の申し出により文化財保護法第144条に基いて文部科学大臣が選定した地区が、重要伝統的建造物群保存地区です。
城下町や宿場町、門前町、山村集落など、社寺などの建築物だけではなく、門や石垣などの工作物、庭園や樹木などの環境物件も選定条件に含まれます。
令和6年8月現在では、43都道府県、104市町村、126地区が選定されています。
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土地を重要伝統的建造物群保存地区に決める選定基準
重要伝統的建造物群保存地区選定基準は昭和50年に定められました。
建造物群や地割が旧態を保持している優秀な状態であり、周辺の環境を含め地域的特色を示しているかが問われます。
選定された地区は、国より市町村に対して財政的支援や技術的指導がおこなわれる一方で、増改築や改修、模様替えなど外観の変更については市町村の許可が必要です。
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重要伝統的建造物群保存地区に指定された土地3例
1つ目は岡山県倉敷市の倉敷川畔です。
物資輸送の中継地として作られた本瓦葺塗屋造の町並みが広がっています。
2つ目は岐阜県の白川村荻町です。
飛騨山間部の農村集落であり、切妻合掌造りの家屋が有名です。
3つ目は京都市で、京都市には数多くの伝統的建造物群保存地区があります。
丹後縮緬工場が残された城下町特有の地域や、八坂神社周辺の茶屋町など、京都は歴史的な建造物と、その雰囲気が現代にも残されているのは周知の事実でしょう。
他にも江戸時代末期から昭和初期に栄えた漁村や、由良川の上流部にある茅葺屋根の集落など、風情ある地区があります。
ご紹介した3例を含め、全国に伝統的建造物群保存地区が選定されているので、風景を見に旅行に行ってみるのも、観光方法の1つかもしれません。
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まとめ
重要伝統的建造物群保存地区とは、伝統的建造物群保存地区のなかでも市町村の申し出により文部科学大臣が、文化財保護法に基づき選定した地区です。
建築物だけではなく、門や水路、墓などの工作物や、庭園や樹木など環境物件が、その地域の歴史的環境に寄与しているかが重要になります。
土地の売買をご検討中の方は、情報の1つとして覚えておくと良いでしょう。
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株式会社オレンジハウス メディア 担当ライター
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