サイディングという建築用語をお聞きになったことはありますか?
一戸建ての外壁に関係する用語ですが、今回はこのサイディングとリフォームの時期やその理由についてご紹介します。
一戸建てリフォーム:サイディングとは?
サイディングとは、外壁のことではなくて、外壁に貼る仕上げ用のパネルで、複数のパネルをつなぎ合わせて外壁を完成させます。
サイディングが普及する前は、セメントと砂を混ぜたモルタルで仕上げる塗り壁が一般的でした。
ただ左官職人さんらの長時間作業による高コストと、塗り壁は経年劣化で壁にヒビが入りやすいのが難点でした。
サイディングはパネルが工場生産で品質が安定し、耐水性、耐天候性に優れ、経年劣化しにくく、さらに施工に特殊技術は不要なので工事期間が短縮できます。
現在9割ほどの新築一戸建てでサイディングが使用されています。
サイディングには、窯業系、金属系、樹脂系、木質系の4種類があり、それぞれにメリット・デメリットはありますが、窯業系が現在もっとも利用されています。
一戸建てリフォーム:サイディングのリフォームの時期
サイディングの寿命は約40年と言われていますが、途中で適切なメンテナンスをおこなう必要があります。
●窯業系:塗装とコーキングのメンテナンスが7~10年周期で必要
●金属系:塗装とコーキングのメンテナンスが10~15年周期で必要
●樹脂系:メンテナンス時期は10~20年周期だが、メンテナンスの手間はほとんどなく30年保証のものもある
●木質系:塗装とコーキングのメンテナンスが3~10年周期で必要
コーキングとはサイディングボードのつなぎ目を埋めたりする他、防水や振動を吸収したりする役割があります。
コーキングの肉瘦せ、ひび割れ、剥離などが経年劣化ででてくるので、樹脂系以外は定期的にメンテナンスする必要があります。
一戸建てリフォーム:サイディングに塗装が必要な理由
メンテナンスとして塗装が必要である理由は、放っておくと劣化現象が進み、防水性も落ち、最終的に建て替えよりも大規模工事が必要になるからです。
常に外気に曝されるサイディングは塗り壁より劣化しにくいだけで、劣化はします。
劣化症状として、チョーキング現象、コーキングの劣化、外壁のひび割れ・色褪せ、塗膜の剥離、カビ・藻の発生があります。
チョーキング現象は古くなった塗膜が白っぽい粉として手につく現象で、塗膜の劣化が始まっているので塗装時期と判断しましょう。
塗膜が剥がれてしまうと下地が露出し、そこから腐食してしまうので早急な対応が必要です。
これらの症状を放置すると雨水がひびや隙間から侵入し住宅内部が腐食し、雨漏りに至る恐れもあります。
サイディングの寿命を縮める前に、塗装によって塗膜を施し防水性を高めサイディングの寿命を維持しましょう。
まとめ
塗り壁に比べると費用面でも性能面でもサイディングは優れています。
しかしサイディングにも寿命があるので、適切なリフォーム・メンテナンスは欠かせません。
サイディングの貼り替え費用は塗装よりも費用がかかるので、劣化を放置しないように気を付けましょう。
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