建売住宅を購入するときは手付金を支払う必要がありますが、そもそも手付金とは何なのか知らない方も多いかもしれません。
またどのタイミングで支払えばよいのか分からない方もいるでしょう。
この記事では、建売住宅の購入時に支払う手付金の説明や支払う時期、払えない場合の対応について解説します。
建売住宅の購入を検討されている方は、ぜひこの記事をお役立てください。
建売住宅の購入時に支払う手付金とは?
手付金とは不動産の売買契約をする際に、買主が売主に物件価格の一部を支払うお金のことです。
いわば購入意思の証拠金として売主に預けるものと言えます。
物件を購入する際は、住宅ローンの審査に2週間から1か月かかるのが一般的です。
万が一、審査期間に買主の都合でキャンセルした場合、支払った手付金は全額売主のもとへ渡ります。
逆に売主の都合で解約する場合、手付金の倍の金額を買主に支払う必要があります。
手付金を支払うことは、売主と買主の意思表示に信頼性を持たせる意味でも重要です。
滞りなく売買契約が進めば、手付金は最終的に購入費用に充てられます。
手付金の上限は購入価格の20%と言われており、相場は新築の場合5~10%です。
仮に購入金額が3,000万円での手付金は、10%で計算すると300万円です。
しかし売主によっては、10万円~30万円など少額の場合もあるでしょう。
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建売住宅の手付金を支払うタイミング
手付金は原則、現金で支払います。
現金で支払う理由は、現金を振り込んだ後に不動産会社が倒産して手付金が戻ってこないリスクを防ぐためです。
事前申し込みが終わり、本審査申し込みのタイミングで手付金を支払います。
原則として売買契約日当日までに支払わなければなりません。
ただし高額な手付金や遠方での取引の場合は、売主、買主、不動産会社と相談のうえ、事前に支払うことも可能です。
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建売住宅の手付金を払えない場合の対応
手付金は多額の現金を用意しなくてはなりません。
支払えない場合には、不動産会社や売主に交渉してみましょう。
売主によっては買い手が見つからなかったり、早く売りたかったりなどの理由で減額してもらえる可能性があります。
また親族からお金を借りられるか確認してみてください。
親族にお金を借りる際は、借用書を取り交わすことも重要です。
またどうしても資金が準備できない場合は、カードローンを利用する方法もあります。
ただしカードローンを借りているのであれば、住宅ローン審査のときに借金として申告しなければなりません。
住宅ローン審査に落ちてしまったり、希望額を借り入れられなかったりと不利になる可能性がありますので注意が必要です。
どの方法でも手付金の準備が難しい場合は、手付金を貯蓄できるまで住宅の購入時期を見送りましょう。
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まとめ
ここまで建売住宅購入時の手付金の説明や支払う時期、払えない場合の対応を解説しました。
建売住宅を購入するときは、買主が売主に手付金を支払います。
手付金は購入意思の証として、売買契約日までに準備する必要があります。
建売住宅の購入をお考えの方は、資金計画を立てて現金の準備をしておくと安心です。
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